プラセンタエキスの製造工程
1.プラセンタ(胎盤)を、各国の契約農場より冷凍状態で埼玉工場に搬送
2.プラセンタ(胎盤)の選別と洗浄
工場に搬入された冷凍プラセンタ(胎盤)を解凍し、人の手によって検査、選別、洗浄します。この作業は良質なプラセンタエキスを製造する前段階としてとても重要な作業です。その後、特殊な洗浄機にかけ、雑菌を除去します。
3. 加水分解釜によるプラセンタ(胎盤)のタンパク分解
加水分解釜に、プラセンタ、水、タンパク分解酵素を投入し、熱を加えてプラセンタに含まれるタンパク質をアミノ酸レベルまで分解します。
加水分解釜には当社が開発した振動エネルギー発生装置が付いており、この装置の働きによりタンパクの分解効率が各段に上がることで、加熱時間の大幅な短縮が可能となりました。
この独自の特殊製法により、プラセンタの残差が少なく、しかもプラセンタ独特の「臭い」を根底から低減できるのです。
(詳しくは「カリテスPHHシステム」をご覧ください。)
4.濾過工程
5.エイジング工程
プラセンタエキス(原液)を、冷凍と解凍を繰り返し不純物を除去します。解凍後、上層にあるプラセンタエキス(原液)のみを汲み取り高純度にします。
6.熱滅菌
その後、熱滅菌を行い第一段階でのプラセンタエキス(食品用)が完成します。
7.超高圧抽出
化粧品の原料としては、更に高純度にするため「超高圧抽出機」にかけます。超高圧245MPa(メガパスカル)に加圧したプラセンタエキスをマッハ4の相対速度で傾斜衝突させることによって、プラセンタエキス粒子の更なる微細化とプラセンタ臭の低減が実現されます。しかも、プラセンタエキスの粒子が微細化されることにより、粘度が低くなる(サラサラの状態)のでプラセンタエキスを高濃度のまま様々な製品に使用することが可能となりました。
(詳しくは「カリテスPHHシステム」をご覧ください。)
8.濾過工程
「超高圧抽出機」処理後、更に0.22ミクロンのフィルターで濾過を行います。化粧品用のプラセンタエキスの完成です。
9.高圧処理
高圧処理とは特殊な高圧気で100MPa(メガパスカル)の圧力を加えるというものです。この高圧処理を施すことにより次の効果がえられます。
- プラセンタエキス粒子の微小化
- プラセンタエキスの熟成
- 菌の死滅
(高圧処理については「カリテスPHHシステム」をご覧ください。)